How are you?
I’m fine thank you, and you?
これをネイティブが発音した時、聞き取れない人はほぼいませんね。
なぜか。
この記事では、英語表現ストックと英語リスニングの関係について考察します。
英語表現ストックと英語リスニングの関係
先ほどの簡単な会話も、英語を習う前は聞き取れなかったはずです。
でも、今は聞き取れます。
なぜか?
それは、何度も聞いて、また自分で発音して、体に、正確には脳に染み込んでいるからです。
知っている表現は聞き取れる。
考えてみれば単純な当たり前のことですが、
「ネイティブの速い英語が聞き取れない。」
「発音が微妙すぎて、音を捉えられない。」
と、右往左往している人がいかに多いことか。
聞き取れない英語を、ひたすら時間をかけて聞く訓練をしてしまいがちですが、馴染みのない表現は、何回か聞いても自分のものにならず、したがって、ネイティブの発音を聞いて理解できる状態にはなかなかなりません。
知らない単語が多ければ聞き取りはままならず、ボキャブラリーを増やせばリスニングが楽になるのと同様、知っている表現を増やせば、考えなくても意味が理解できる確率が上がってきます。
能動的に、かつ、地道に英語表現ストックを増やしていく努力をしましょう。
私の経験から言うと、リスニングを強化しようと思えば、能動的にスピーキングのトレーニングをするのが効果的です。
そして、最も良い方法は、スピーキングのトレーニングをする際、知らなかった表現を一つ一つ覚えていくことです。
「聞いたことのない表現だから聞き取れない」という確率を下げていくべきです。
繰り返しますが、
How are you?
I’m fine thank you, and you?
も元々知らなかったのです。
要するに、馴染みがある表現は考えなくてもリスニングできるということ。
喋れる英語は聞き取れる。
覚えている表現は、スピードが速くても聞き取れる。
私のブログでは、言えそうで言えない英語表現ストックを、定期的にアップしています。
ややこしいと続かないので、超シンプルに解説しています。
ときどき覗いて、英語表現ストックを増やしていきましょう!
また、私は、日常生活の中でポケトークを持ち歩いて英語表現ストックを増やしました。
意外と日常生活の表現は馴染みがないものです。
スネをぶつけて、死ぬほど痛かった。 などなど。
皆さんも、家の中でポケトークを首からぶら下げて活用してみてください。英語表現ストックが増えていくのは楽しいものです。
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