各段階ごとに英語リスニング強化の勉強法は違うという話!

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【Aさんの希望】

英語リスニング強化は,どうも,実力の各段階ごとに適した方法が異なるみたいだけど,各段階ごとの勉強法を知りたいなぁ。

【この記事では】

現在,翻訳や通訳の業務に従事している私は,初級者の段階から,現在の業務使用レベルまで,リスニングの勉強法を変化させてきました。

この記事では,各段階ごとのリスニング強化勉強法を,コンパクトに解説します。

英語リスニング強化勉強法【初級・中級】

単語・表現のインプットと文法勉強

中学校レベルの英語をしっかりと頭に叩き込みます。

TOEICのPart5,6でも,このレベルの文法や単語が頭に入っている,身に浸み込んでいることが,非常に重要になります。

あとあと,通訳などを仕事にする段階になっても,基本の文法を常に意識します。この段階の勉強は,その後の英語力の伸びを左右することになります。

単語や,英語表現のインプットが多ければ多いほど,リスニングも楽になります。

洋書で読書するときも,いちいち辞書を引く手間が減っていきますので,インプットの量が大事です。

どの分野でも同じですが,基本に忠実に! です。

発音練習

英語は,母音や子音の数が日本語の2倍以上もあり,単純に「アイウエオ」で表せない微妙な音が多い上,周波数も日本語より高い領域がメインです。

また,単語どうしが繋がって音が変化したり脱落したりするので,ネイティブ英語は,学校で習った英語とは全くかけ離れた音になります。

これが,日本人のリスニング力の弱さの大きな原因になっています。

脳の中の英語の音と文字の結びつきを,根本から変えながら,脳に再度インプットし直していかなければ,いつまでたっても映画やドラマの速い会話は聞き取れるようになりません。

英語の文章を覚える際,同時に,正しい発音を練習しましょう。

ちなみに,このポケトークに向かって,自分で英文を発音してみて,その英文が表示されれば,大体正しく発音されているといえますので,これを利用して,英作文の練習と発音練習を同時に行うのも有効です。

余談ですが,私は,通訳業務の際これを持ち歩き,表現や発音の確かめに使っています。

ディクテーション

ディクテーションについては,別に記事を書いています。

前項の発音練習ともリンクしますが,一文一文ネイティブ英語の発音を聞いて,文字をすぐに確かめ,聞き取れなかった部分の発音を確認し,なぜ聞き取れなかったのか,どこが,脳の中の音のイメージと異なっていたのかをよく分析することです。

この分析をしておくことが,次に同じような音を聞いたときに聞き取れるようになるか,聞き取れないままか,の分かれ道になりますので非常に大事です。

ディクテーションのトレーニングは,英語力強化に絶大な力を発揮するので,多くの英語の達人たちが,このトレーニングで力をつけたと言っているのはご承知のとおりです。

音と文字の結びつきを増やしていく。

これが,リスニング力強化の要諦です。

→無料のディクテーションサイトの記事

 

英語リスニング強化勉強法【上級】

必要な情報を英語で取り,英語でコミュニケーションする

現代は,ネット上に膨大な量の情報が溢れています。

何かを調べたいときは,GoogleやYouTubeを検索すれば,相当専門的な情報まで入手することが可能です。

必要な情報を,英語を媒介して得る。

これは,言語勉強の特権です。

わざと英語で検索し,英語情報で知識を得る。

また,何かを学びたいときは,YouTubeを英語で検索し,英語で解説している動画で勉強する。

さらに,日常の雑事をする間は,BBC放送を流す。

また,毎日のニュースは,テレビでなく,ネットのNHK-WORLDで見る などなど。

日本にいながら,英語にどっぷりつかる環境を作り出すことです。

 

まとめ

リスニング強化に適した方法は,実力の各段階に応じて異なりますが,共通して言えるのは,努力,そして,楽しむことです。

英語勉強は楽しみが多いですので,まぁコーヒーでも飲みながら,思いっきり楽しみましょう!

 

 

レアジョブ英会話

 

 

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