英語リスニング勉強法【聞き流しは意味がないか?】

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(Aさんの疑問)

英語リスニングの勉強法について、聞き流しは意味がないとよく言われるけど、、、?

部屋でラジオとかつけて、できるだけ長く英語を聞くのは、意味がないことなのかな?

一文ずつ聞いて文字を確かめるのは面倒だし、

聞き流しはながら聞きができるから、家事とかのついでに聞くにはいいんだけどなー?

(この記事では)

同じような疑問を持ちながら、長年試行錯誤で勉強し、現在翻訳・通訳の業務に従事している私が、自身の経験や、他のサイトの主張も参考にしながら、この疑問に答えます。

英語リスニング勉強法として、聞き流しは本当に意味がないのか?

(結論)

英語リスニング勉強法として、聞き流しは有効です。

ただし、英語特有の音をある程度聞き取れる人にとってです。

こういう人には、読解練習と同じように、意味を素早く理解していくトレーニングになります。

またそのための集中力のトレーニングにもなります。

英語の音を聞き取れない人は、まずネイティブ発音のインプットと発音練習をする必要があります。

英語リスニング聞き流し【中・上級者にとって】

英語の音はある程度聞き取れますので、聞き取れる部分については、読解力の問題となります。

音を聞き取れても、そもそもその音のスピードで文字で読んで意味がつかめなければ、「聞き取れた」という状態にはなりません。

TOECのPart7のような速いスピードでの読解力が不足している人は、英語聞き流しを速読訓練がわりに用いて、速読力を身につけるトレーニングができます。

つまり、多読のような効果が出てくるということです。

よって、よく「聞き流しは英語リスニング力をつけるのには役立たない」と言われますが、「誰にとってか」で異なる、というのが正解だと考えます。

英語リスニング聞き流し【初心者にとって】

初心者が英語リスニング勉強として聞き流しをするのは、やはり意味があまりないでしょう。

まずは、簡単な例文を覚え、文法を学び、単語力を身につける。そして、日本語にはない母音や子音の発音を、発音記号を確認しながら勉強するのを先にすべきです。

焦る必要はありません。大抵、ネイティブの日常会話も、スピードが速いだけで、文字で読めば簡単にわかるものがほとんどです。

基礎力を身につけさえすれば、そのあとは聞き流しでも効果のある段階へと進んでいくことができます。

まずは少しずつ例文を覚えていくようにすれば、英語の文章の感覚が体に染み込んでいきます。

→こちらも参考例文として使えます。

加えて、上級者でも身につけていないネイティブのようなカッコいい発音を身につけましょう。

それが将来のリスニング力飛躍を約束してくれます。

英語リスニング聞き流し【まとめ】

要するに、英語の音を聞き取れる人、あるいは聞き取れる部分に関しては、英語聞き流しは、速読力強化のような、意味理解の次元でのトレーニングに使えるということです。

そして、英語の音が聞き取れない部分がある人、あるいは初心者は、ディクテーションなどで、一文一文、聞き取れない発音を文字で確かめて分析をする、といった「音そのものの聞き取り」のトレーニングを別途することが必要です。

極論に走らず、よく分析して英語勉強法を選択していきましょう!

遠回りをしないために。

 

 

 

 

 

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