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オンライン英会話には、世界中様々な国の英会話講師が在籍しています。そしてその中で圧倒的に人数が多いのが、フィリピン人の英会話講師です。
「なぜオンライン英会話にはフィリピン人講師が多いの?」「フィリピン人の英語の発音は大丈夫なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
私もネイティブキャンプやDMM英会話など、複数のオンライン英会話を受講した経験がありますが、レッスンの8割程度はフィリピン人講師とのレッスンでした。私の経験に基づいて、オンライン英会話のフィリピン人講師について解説します。
- 英会話にフィリピン人講師が多い理由
- オンライン英会話をフィリピン人から学ぶメリット3つ
- オンライン英会話をフィリピン人から学ぶデメリット3つ
- フィリピン人講師のレッスンが受けられるおすすめオンライン英会話3選
(執筆 : 寺内)
オンライン英会話にフィリピン人講師が多いのはなぜ?
オンライン英会話には、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・北米南米と、世界中の講師が在籍しています。その中でも圧倒的に人数が多いのがフィリピン人講師です。オンライン英会話にフィリピン人講師が多い理由は3つあります。
物価水準が異なり低価格でレッスンを受講できるから
オンライン英会話は、低価格で毎日英会話レッスンが受けられることが売りのサービスです。通学型の英会話スクールでは、週に1回のレッスンでも月に1万円以上かかりますが、オンライン英会話なら、1日1回毎日レッスンを受講しても月に6000円程度しかかかりません。
この低価格を実現しているのが、物価の違いです。オンラインなので、講師は日本ではなく現地に住みながら英会話講師をしています。よって報酬も現地の物価に依存します。
フィリピンは日本よりも物価が低く、日本人にとっては低価格でレッスンを受けられることから、フィリピン人講師が多く採用されています。フィリピン留学が流行っているのと同じ理屈です。
同様の理由で、セルビアやリトアニアなど、東欧諸国の講師も多く在籍しています。一方で日本・西ヨーロッパ・北米の講師とのレッスンには追加料金がかかることがあります。
英語ネイティブだから
オンライン英会話の講師は、ネイティブ講師と非ネイティブ講師に分かれます。非ネイティブ講師でも英語力に問題はないのですが、せっかくならネイティブ講師から英会話レッスンを受けたいと考える方が多いです。
英語ネイティブと聞くと、アメリカやイギリスなど欧米を想像する人が多いです。しかし英語ネイティブなのは、なにも欧米の国々だけではありません。
アジアにも英語ネイティブの国はたくさんあります。フィリピンも英語ネイティブの国です。公用語はタガログと英語で、フィリピン人全員が英語を話します。
発音に訛りが少ないから
英語ネイティブの国はアメリカやイギリス以外にもたくさんあります。例えばアジアでは、シンガポールやインド、マレーシアの公用語も英語です。これらの国の公用語に英語が指定されているのは、20世紀にアメリカやイギリスの植民地だったことが関係しています。
しかしこれらの国では、フィリピンのタガログのように、本来話されていた、英語とは別の言葉も公用語に指定されています。
そしてこれらの国の英語は本来話されていた言葉の影響を強く受けており、訛りが強いです。例えばシンガポール人の英語は中国語の影響を強く受けており、語尾が中国語と同じ形に変化します。シンガポールのイングリッシュということで、シングリッシュと呼ばれています。
またインド人の英語は、”R”を二回発音するので「ビューティフルル」のように特殊な発音をします。
一方でフィリピン人が話す英語は、タガログによる影響を受けておらず、訛りがほとんどありません。また日本人にとって、アメリカ人やイギリス人が話す英語よりも聞き取りやすいという特徴があります。
オンライン英会話をフィリピン人講師から学ぶメリット
オンライン英会話をフィリピン人講師から学ぶメリットは以下の3つです。
英語ネイティブと英会話ができる
オンライン英会話にはネイティブ講師と非ネイティブ講師がいますが、まずはネイティブ講師から英語を学ぶべきです。ただしアメリカ人やイギリス人の講師は在籍数自体が少なく、なかなかレッスンができません。
しかしフィリピン人講師なら在籍数が多いので、確実に英語ネイティブと英会話レッスンができます。
非ネイティブ講師との英会話レッスンはある程度英語力がついてからがおすすめです。オンライン英会話には、日本で生活していたらなかなか接する機会がない国の非ネイティブ講師がたくさん在籍しています。
英語力がついたら、そういった非ネイティブ講師とフリートークレッスンでお互いの文化や習慣、日常生活などについて会話してみるのも楽しいですよ。私もセルビア人講師とフリートークで「お互いの国の新型コロナウイルスの感染拡大状況」について話しました。
低価格なので負担なく続けられる
英語学習で一番大事なのは継続することです。英会話スクールでは、料金が原因で継続が困難になることもあります。しかし月額6000円程度のオンライン英会話なら料金に関する心配は不要です。
また英会話スクールのレッスンは週に1〜3回程度ですが、オンライン英会話では毎日英会話レッスンを受けられます。オンライン英会話は、英語学習を習慣化するのに最適です。
日本人にとって聞き取りやすい英語を話してくれる
フィリピン人が話す英語は、日本人にとって聞き取りやすいです。アメリカ人の英語と日本人講師の英語の中間くらいの聞き取りやすさです。
せっかく英会話レッスンを受講したのに、英語が全く聞き取れないと、英語学習挫折の原因になります。そこでおすすめなのが日本人講師との英会話レッスンですが、日本人講師の場合は追加料金がかかってしまうことも。
フィリピン人講師とのオンライン英会話は、英語は聞き取りやすく、追加料金もかからないので、英語初心者にもおすすめです。
オンライン英会話をフィリピン人講師から学ぶときの注意点
オンライン英会話をフィリピン人講師から学ぶ注意点は以下の3つです。
講師によってレッスンの質に差がある
オンライン英会話に在籍している講師は、フィリピン人もそれ以外の国の講師も、アルバイトの講師がほとんどです。アルバイトということもあり、講師によってレッスンの楽しさや分かりやすさに差があります。
しかし採用時に全員研修を受けているので、レッスンの質は保証されています。オンライン英会話では、講師のプロフィールや実績などをみて、どの講師からレッスンを受けるか好きに選べるので、講師を選ぶ際は事前にこれらをチェックしてから選びましょう。
学生の講師も多い講師のほとんどは学生
オンライン英会話の講師は大学生が多いのほとんどは大学生です。これはフィリピン人講師も同じです。大学生なので、実際に社会に出てビジネス経験を積んでいるわけではありません。よって、ビジネス英会話のレッスンで、カリキュラムにはない、踏み込んだ内容を学ぶのは難しいです。
一方で通学型の英会話スクールには、ビジネス経験を経たのちに英会話講師として働いている方が多く在籍しています。
しかしオンライン英会話の学習カリキュラムには、プレゼンや商談など細かなシチュエーションに応じた単元が用意されています。シチュエーションに応じたビジネス英会話を学びたい方はオンライン英会話、より専門的な内容を学びたい方は英会話スクールがおすすめです。
発音や訛りは気にしなくてOK
フィリピン人には、英語の訛りはほとんどありません。しかしアメリカ英語と比べると多少の訛りやアクセントの違いはあります。そして日本人の英語学習者の多くが、このフィリピン人の英語の訛りについて過剰に気にしています。
しかしほとんどの英語学習者にとって、フィリピン人の訛りを気にする必要はありません。細かい訛りや発音を気にするのは、ある程度英語が話せるようになってからで大丈夫です。そもそも、フィリピン人の英語のどこがどのように訛っているのか言える人は少ないはずです。
また実際英語を使う場面では、様々な国籍の方と英語でやり取りをします。そこにはネイティブもいれば非ネイティブもいます。色んな国の色んな訛りを持った人と英語を話すはずです。
フィリピン人講師に訛りはほとんどありませんが、訛りがある英語にはできるだけ多く触れておくべきです。
フィリピン人講師のレッスンが受けられるおすすめオンライン英会話教室3選
フィリピン人講師のレッスンが受けられるおすすめオンライン英会話教室3選を紹介します。
レアジョブ英会話
プラン別料金 | 日常英会話コース ・毎日25分:6380円 ・毎日50分:10670円 ビジネス英会話コース ・毎日25分:10670円 中学・高校生コース ・10670円 |
教材費 | なし |
レッスン可能時間帯 | 6:00~25:00 |
講師の国籍 | フィリピン |
無料体験レッスン | 2回 |
※料金は全て税込
レアジョブ英会話は、数あるオンライン英会話スクールの中で唯一、講師が全員フィリピン人のスクールです。6000人以上のフィリピン人講師が在籍している講師が全員フィリピン人なので、確実に英語ネイティブのレッスンを受けられます。
またビジネス英語に特化したコースがあるのもレアジョブ英会話の特徴です。確実にフィリピン人ネイティブ講師のレッスンを受けたい、ビジネス英語を学びたいという方におすすめのスクールです。
DMM英会話
プラン別料金 | スタンダードプラン(多国籍講師&フィリピン人講師とのレッスン) ・毎日1レッスン(25分):月6,480円 ・毎日2レッスン(50分):月10,780円 ・毎日3レッスン(75分):月15,180円 プラスネイティブプラン(ネイティブや日本人講師を含む全ての講師とのレッスン) ・毎日1レッスン(25分):月15,800円 ・毎日2レッスン(50分):月31,200円 ・毎日3レッスン(75分):月45,100円 |
教材費 | なし |
レッスン可能時間帯 | 24時間 |
講師の国籍 | 世界120ヵ国 |
無料体験レッスン | 2回 |
※料金は全て税込
DMM英会話は、世界120ヵ国と、オンライン英会話スクールのなかで最も多くの国の講師が在籍しているスクールです。テレビCMでも聞いたことがあるスクールではないでしょうか。
DMM英会話には多くの国の講師が在籍しているので、フィリピン人講師とのレッスンに慣れたら、日本では接する機会がなかなかない国の講師とのレッスンを受けるのがおすすめです。
フィリピン人講師の在籍数も多いので、講師検索画面で「フィリピン人」で絞り込むと、待機中のフィリピン人講師が相当数います。待ち時間なしですぐにネイティブ講師とのレッスンを始められますよ。
ネイティブキャンプ
プラン別料金 | 月額6,480円 |
教材費 | なし |
レッスン可能時間帯 | 24時間 |
講師の国籍 | 多国籍 |
無料体験レッスン | 7日間 |
※料金は全て税込
ネイティブキャンプは、オンライン英会話スクールのなかで唯一、レッスンを無制限で受けられるスクールです。他のスクールは多くても1日1レッスンですが、ネイティブキャンプは1日5回でも10回でもレッスンを受けられます。
土日祝日などまとまって時間が取れる日に、一気にレッスンを受けることができるので、早く英会話ができるようになりたいという方におすすめです。
無料体験も7日間、回数無制限で受講できます。私も無料体験を受講し、7日間で13回のレッスンを受けました。
受講するしないにかかわらず、7日間回数無制限でレッスンを受けられるのは本当にお得なので、ぜひ無料体験を受講してみてください。
オンライン英会話スクール比較表
おすすめオンライン英会話スクール15社を月額・無料体験の回数・特徴の3つの観点で比較しました。
スクール名 | 月額 | 無料体験 | 特徴 |
レアジョブ英会話 筆者おすすめ! | 5,800円 | 2回 | 講師の質が比較的均質 |
DMM英会話 筆者おすすめ! | 6,480円 | 2回 | 講師の国籍数No.1 |
ネイティブキャンプ 筆者おすすめ! | 6,480円 | 7日間 | レッスン受け放題 |
EFイングリッシュライブ | 8,100円 | 7日間 | グループレッスンあり |
Bizmates(ビズメイツ) | 11,000円 | 1回 | ビジネス英語に特化 |
QQ English | 9,680円 | 2回 | カランメソッド正式認定校 |
weblio英会話 | 4930円 | 1回 | 1レッスン96 円〜 |
Mytutor | 15,980円 | 1回 | TOEFL/IELTS対策あり |
hanaso | 5,980円 | 2回 | 回数制プランあり |
エイゴックス | 5,800円 | 1回 | ネイティブと話せる |
ワールドトーク | 講師によって異なる | あり | 日本人講師が多い |
クラウティ(学研プラス) | 4,500円 | 14日間 | 家族プランあり |
イングリッシュベル | 17,900円 | 2回 | DMEメソッドを採用 |
Cambly(キャンブリー) | 8,768円 | 1回 | 予約不要 |
ラングリッチ | 6,000円 | 2回 | 講師がオフィスにいる |
まとめ
オンライン英会話には様々な国籍の講師がいますが、その中で最も多いのが、フィリピン人講師です。そしてフィリピン人講師とのレッスンには、注意すべき点もありますが、メリットの方が多いです。
フィリピン人英語ネイティブ講師のレッスンを毎日受けて、英会話習得を目指しましょう。